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漢方薬による頭痛治療: テキスト

芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)

甘草(カンゾウ):
食欲不振、下痢、筋肉痛に効果
成分はペオニフリン、ペオノール、タンニン、グリチルリチンサン、リクリチンです。芍薬は沈静、鎮痛、抗炎症、抗アレルギー、免疫強化、健胃作用をしめし、腹痛、下痢、頭痛を改善さらに末梢血管拡張作用があり血液の循環改善、筋肉のこわばりをとります。急激におこる骨格筋や平滑筋のけいれん性疼痛、腹部の疝痛などに、頓服、あるいは他の処方と併用する。

漢方薬による頭痛治療: テキスト

葛根湯(カッコントウ)

葛根(カッコン):

解熱作用、鎮痙作用、降圧作用、血小板凝集阻害作用、消化管運動亢進作用、血糖降下作用


麻黄(マオウ):

鎮痛、鎮咳、交感神経興奮作用、抗炎症作用、抗アレルギー作用、気管支喘息、百日咳、喘息時の呼吸困難、むくみ、悪寒、関節痛を改善


桂皮(ケイヒ):

発汗作用、解熱鎮痛、血流改善作用がある


芍薬(シャクヤク)は沈静、鎮痛、抗炎症、抗アレルギー、免疫強化、健胃作用をしめし、腹痛、下痢、頭痛を改善。生姜(ショウキョウ)、大棗(タイソウ)、甘草(カンゾウ)3種類で漢方胃薬セット
うなじ、肩のこりがあれば使用します。かぜの漢方薬として、もっともよく知られている処方で、発汗して解熱させる作用があります。比較的体力がある人に使います。 自然発汗している人には使用しません。葛根湯の効果は風邪に限らず五十肩、気管支炎などにも使用されます。

漢方薬による頭痛治療: テキスト

呉茱萸湯(ゴシュユトウ)

呉茱萸(ゴシュユ):

強心作用、抗酸素欠乏活性作用、体温上昇作用、子宮収縮作用、カルシウム拮抗作用、鎮痛作用

生姜(ショウキョウ):

健胃、吐き気止め、冷えを伴う症状に用い体を温める

大棗(タイソウ):

抗アレルギー作用、抗消化性潰瘍作用、抗ストレス作用、血液凝固抑制作用、鎮静作用、腎障害改善作用

人参(ニンジン):

強精、健胃、補血作用があり食欲不振、体力低下を補う

呉茱萸は保温、鎮痛作用があり、生姜、人参にも体を温める作用があります。発作性の激しい頭痛や嘔吐症で、多くの場合胃腸部に冷感や水分の停滞感を伴います。片頭痛で身体が冷えると感じる方に試して良い薬です。グレープフルーツを濃縮したような味と表現された方もおられました。味の感じを良く捉えています。すぐに効果が出る薬ではありませんので最低でも2週間位は服用してください。 先日も前頭部に冷えを訴える片頭痛の患者さんに使用し冷え、頭痛ともに消失しました。妊婦さんには呉茱萸の子宮筋収縮作用のため使用できません。

漢方薬による頭痛治療: テキスト

五苓散(ゴレイサン)

沢瀉、蒼朮、猪苓、茯苓、桂皮(ケイシ)発汗作用、解熱鎮痛、血流改善作用がある。沢瀉(タクシャ)、蒼朮(ソウジュツ)、猪苓(チョレイ)、茯苓(ブクリョウ)は余った水を調整する作用があり水のたまる病、漢方で言えば冷え、めまい、嘔吐、吐き気に効果があります。桂皮は気をめぐらし水を循環させる働きを有します。口渇、尿量の増加・減少、ムクミを伴う頭痛に使います。吐き気止めとしては即効性があります。

漢方薬による頭痛治療: テキスト

釣藤散(チョウトウサン)

石膏(セッコウ):

鎮静、解熱作用があり気管支疾患に利用

橘皮(キッピ):

健胃、整腸、鎮咳、吐き気止め、たんを切る作用があり、消化不良、咳に有効

麦門冬(バクモントウ):

鎮咳作用、血糖降下作用、抗炎症作用、抗アレルギー作用、抗腫瘍作用、潤す働きがある。

半夏(ハンゲ):

カラスビシャクの塊根、吐き気止め、吐き気を促し、鎮静、眼圧降下、嘔吐、慢性気管支炎に使う。

茯苓(ブクリョウ):

サルノコシカケタケ科マツホドの菌核で利尿、健胃、沈静などの作用があり動機、めまい、不眠に有効

釣藤鈎(チョウトウコウ):

血圧降下作用、精神不安、頭痛に効く


防風(ボウフウ):

発汗解熱作用を持ち解毒作用も持ち神経痛、リウマチに効く。

菊花(キッカ):

キク科菊の頭状花、消炎、鎮痛作用がある。頭痛、眼疾患に使われる

人参(ニンジン):

強精、健胃、補血作用があり食欲不振、体力低下を補う

甘草(カンゾウ):

鎮痛、解毒作用がありけいれんなどの症状に用いられる。

生姜(ショウキョウ):

健胃、吐き気止め、冷えを伴う症状に用い体を温める。

中年以降で、高血圧、動脈硬化からくる慢性頭痛に悩まされている人に有効な処方です。目標となる症状は、朝、目覚めたとき、または起床後しばらくすると頭が重く感じられる、それに肩こり、耳鳴り、めまい、のぼせなどです。気力を高め、認知症予防にも非常に有効な薬です。

漢方薬による頭痛治療: テキスト

抑肝散(ヨクカンサン)

当帰(トウキ):

セリ科トウキの根、血管拡張、鎮痙、鎮静、抗炎症作用でひえを伴う様々な症状に使用、補血作用がある。

釣藤鈎(チョウトウコウ):

血圧降下作用、精神不安、頭痛に効く


キュウ(センキュウ):

セリカセンキュウの根茎、血管拡張作用、抗炎症作用、血流増加作用、抗菌作用を持ちのぼせ、頭痛に有効。補血作用あり。

蒼朮(ソウジュツ):

抗消化性潰瘍作用、利胆作用(胆汁量増加・腸管運動亢進)、血糖降下作用、電解質代謝促進作用性ホルモン増加作用、抗腫瘍作用、平滑筋弛緩作用、抗炎症作用、中枢抑制作用、酸素欠乏活性作用

茯苓(ブクリョウ):

サルノコシカケタケ科マツホドの菌核利尿、健胃、沈静などの作用があり動機、めまい、不眠に有効

柴胡(サイコ):

鎮静、鎮痛、肝機能障害改善、抗ストレス作用、抗うつ作用がある。

甘草(カンゾウ):

鎮痛、解毒作用がありけいれんなどの症状に用いられる。

「カンが強い」と言う状態に使います。短気、イライラ、不眠・うつ状態などを目標にします。 漢方では内臓は精神と密に関連し肝の高ぶりは怒り興奮などの精神科症状を引き起こしやすく、ヨクカンサンは不眠、手の痙攣、ひきつけにつかいます。

漢方薬による頭痛治療: テキスト

半夏白朮天麻湯(ハンゲビャクジツテンマトウ)

陳皮(チンピ):

抗痙攣作用、抗炎症・抗アレルギー作用、健胃作用、肝障害改善作用

半夏(ハンゲ):

カラスビシャクの塊根、吐き気止め、吐き気をうがなし、鎮静、眼圧効果、嘔吐、慢性気管支炎に使う

茯苓(ブクリョウ):

サルノコシカケタケ科マツホドの菌核で利尿、健胃、沈静などの作用があり動機、めまい、不眠に有効

沢瀉(タクシャ):

ファーフラル、フィトステロールを含有利尿、血糖降下作用などがありめまい、頭痛に効果がある蒼朮:主成分はアトラクチロジン健胃、整腸作用がある。

白朮(ビャクジュツ):

利尿作用、抗ストレス作用、血糖降下作用、血液凝固抑制作用、肝障害抑制作用、抗消化性潰瘍作用、抗炎症作用


天麻(テンマ):

鎮静作用,血小板凝集抑制作用,脂質過酸化抑制作用,インターフェロン誘起作用,マクロファージ活性化作用

麦芽(バクガ):

消化不良、食欲減退、胸腹脹満

人参(ニンジン):

強精、健胃、補血作用があり食欲不振、体力低下を補う

黄耆(オウギ):

キバナオウギの根、免疫賦活作用、抗腫瘍作用、抗酸化作用、血圧降下作用など発汗、尿量減少、精力減退を改善。血を補う。

乾姜(カンキョウ):

ショウガ科ショウガの根茎を湯通しした後、コルク皮を去り煮沸して乾燥したもの鎮静作用解熱作用、鎮痛作用、抗痙攣作用、鎮咳作用

黄柏(オウバク):

カン科キハダなどの周りの皮を除いた根。健胃・抗消化性潰瘍作用、下痢の抑制、肝障害改善作用、抗炎症作用


生姜(ショウキョウ):

解熱・鎮痛作用、抗けいれん作用、鎮咳作用、鎮吐作用、血圧降下作用、強心作用、唾液分泌亢進作用、胃腸運動への作用、抗潰瘍作用、肝障害予防・改善作用

頭痛とめまいに用いる漢方処方です。もともと低血圧や胃腸虚弱があって手足が冷えるような人に適します。腹部軟弱で胃内停水(イナイテイスイ=上腹部を押すと胃の中でチャポチャポ音がする)があり腹部に動悸を触れる。

漢方薬による頭痛治療: テキスト

加味逍遙散(カミショウヨウサン)

柴胡(サイコ):

鎮静、鎮痛、肝機能障害改善、抗ストレス作用、抗うつ作用がある。

芍薬(シャクヤク):

沈静、鎮痛、抗炎症、抗アレルギー、免疫強化、健胃作用をしめし、腹痛、下痢、頭痛改善さらに末梢血管拡張作用があり血液の循環改善、筋肉のこわばりをとります。

蒼朮(ソウジュツ):

主成分はアトラクチロジン健胃、整腸作用がある。

当帰(トウキ):

セリ科トウキの根、血管拡張、鎮痙、鎮静、抗炎症作用でひえを伴う様々な症状に使用、補血作用がある。

茯苓(ブクリョウ):

サルノコシカケタケ科マツホドの菌核利尿、健胃、沈静などの作用があり動機、めまい、不眠に有効

山梔子(サンシュユ):

抗糖尿病作用、抗アレルギー作用、免疫賦活作用肝障害改善作用、抗腫瘍作用、抗ウィルス作用、補益肝腎

牡丹皮(ボアタンピ):

自発運動抑制・鎮痛・解熱・抗けいれんなど抗炎症・抗アレルギー作用子宮収縮抑制作用

甘草(カンゾウ):

食欲不振、下痢、筋肉痛に効果

生姜(ショウキョウ):

解熱・鎮痛作用、抗けいれん作用、鎮咳作用、鎮吐作用、血圧降下作用、強心作用、唾液分泌亢進作用、胃腸運動への作用、抗潰瘍作用、肝障害予防・改善作用

薄荷(ハッカ):

鎮痙・運動抑制作用、末梢血管拡張作用

イライラ、精神的不安定、肩こり頭痛、疲労、めまい、不眠、冷え、のぼせ感、怒りなど多様な症状を訴えます。気分が高ぶりやすく、イライラする場合によく使われます。加味逍遙散の使用中は便が柔らかくなります。

漢方薬による頭痛治療: テキスト

桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)

桂皮(ケイシ):

発汗作用、解熱鎮痛、血流改善作用がありのぼせを目標に使う。

芍薬(シャクヤク):

沈静、鎮痛、抗炎症、抗アレルギー、免疫強化、健胃作用をしめし、腹痛、下痢、頭痛を改善

桃仁(トウニン):

駆お血作用、鎮痛、血液凝固抑制、抗炎症、抗アレルギー作用がある。月経痛、月経不順、便秘、更年期障害を改善。ただし妊婦には使用しない。

茯苓(ブクリョウ):

サルノコシカケタケ科マツホドの菌核で利尿、健胃、沈静などの作用があり動機、めまい、不眠に有効

牡丹皮(ボタンピ):

鎮痛、解熱、抗炎症、血栓予防、月経困難症の改善作用、駆お血剤、腫れ物、皮膚科症、月経痛、月経不順、打撲症につかう。

足の冷え、生理痛があり、腰痛、肩こり、頭痛がある場合の代表的血の病の漢方薬。動悸、めまいが使用目標になります。少々胃腸が強くないと使いにくい。使用中に便が柔らかくなります。

漢方薬による頭痛治療: テキスト

柴胡桂枝湯(サイコケイシトウ)

柴胡(サイコ):

鎮静、鎮痛、肝機能障害改善、抗ストレス作用、抗うつ作用がある。

半夏(ハンゲ):

カラスビシャクの塊根、吐き気止め、吐き気をうがなし、鎮静、眼圧効果、嘔吐、慢性気管支炎に使う。

黄ゴン(オウゴン):

キンポウゲ科オウレンの根茎、抗菌、止血、抗炎症作用、嘔吐、下痢、吐血、血尿を改善する。

生姜(ショウキョウ):

解熱・鎮痛作用、抗けいれん作用、鎮咳作用、鎮吐作用、血圧降下作用、強心作用、唾液分泌亢進作用、胃腸運動への作用、抗潰瘍作用、肝障害予防・改善作用

桂皮(ケイシ):

発汗作用、解熱鎮痛、血流改善作用がありのぼせを目標に使う。

芍薬(シャクヤク):

沈静、鎮痛、抗炎症、抗アレルギー、免疫強化、健胃作用をしめし、腹痛、下痢、頭痛を改善

大棗タイソウ):

ナツメなどの果実。からだの痛み脇腹痛ひきつれに用いる。

茯苓(ブクリョウ):

サルノコシカケタケ科マツホドの菌核で利尿、健胃、沈静などの作用があり動機、めまい、不眠に有効

甘草(カンゾウ):

食欲不振、下痢、筋肉痛に効果

小柴胡湯と桂枝湯の合方。葛根湯に近いですが胃腸が弱く葛根湯が服用しづらいときに使います。頭痛、悪心、嘔吐、身体痛、口が苦く食欲不振などがあるもの。慢性疾患の場合は、胸脇苦満が認められ、カゼをひきやすい、不眠、疲れやすい、のぼせ、腹痛などを伴う虚弱な体質の改善に用いる。

漢方薬による頭痛治療: テキスト

当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)

芍薬(シャクヤク):

沈静、鎮痛、抗炎症、抗アレルギー、免疫強化、健胃作用をしめし、腹痛、下痢、頭痛を改善さらに末梢血管拡張作用があり血液の循環改善、筋肉のこわばりをとります。

蒼朮(ソウジュツ):

主成分はアトラクチロジン健胃、整腸作用がある。

沢瀉(タクシャ):

ファーフラル、フィトステロールを含有利尿、血糖降下作用などがありめまい、頭痛に効果がある。

茯苓(ブクリョウ):

サルノコシカケタケ科マツホドの菌核で利尿、健胃、沈静などの作用があり動機、めまい、不眠に有効

川キュウ(センキュウ):

セリカセンキュウの根茎、血管拡張作用、抗炎症作用、血流増加作用、抗菌作用を持ちのぼせ、頭痛に有効。

当帰(トウキ):

セリ科トウキの根、血管拡張、鎮痙、鎮静、抗炎症作用でひえを伴う様々な症状に使用、補血作用がある。


生理不順、生理痛、手足の冷えなどを目標にします。胃腸の強くない若い女性用で痩せ型、顔色不良の時に使用します。胃腸の弱い人に使ってもそれでも胃痛が出る人がいるので要注意です。内容の当帰が胃にさわる事があります。

漢方薬による頭痛治療: テキスト

川キュウ茶調散(センキュウチャチョウサン)

香附子(コウブシ):

健胃、鎮痛作用、月経不順、頭痛神経症に効果

川キュウ(センキュウ):

セリカセンキュウの根茎、血管拡張作用、抗炎症作用、血流増加作用、抗菌作用を持ちのぼせ、頭痛に有効。

荊芥(ケイガイ):

シソ科ケイガイの花穂。鎮痛作用、体温下降作用、抗炎症作用

薄荷(ハッカ):

鎮痙・運動抑制作用、末梢血管拡張作用

白シ(ビャクシ):

中枢興奮作用、脂質代謝改善作用、インターフェロン誘起作用、育毛作用

防風(ボウフウ):

発汗解熱作用を持ち解毒作用も持ち神経痛、リウマチに効く。

キョウ活(キョウカツ):

セリ科の多年草・鎮痛作用インターフェロン誘起作用、脂質過酸化抑制作用筋肉や関節のこわばりや疼痛皮膚の掻痒、痙攣性疾患

甘草(カンゾウ):

食欲不振、下痢、筋肉痛に効果

茶葉(チャヨウ):

中枢興奮作用、抗酸化作用、抗動脈硬化作用、脂肪分解阻害作用、血糖降下作用、肝障害抑制作用、抗アレルギー作用

風邪に限らず頭痛に用いております。

漢方薬による頭痛治療: テキスト

五積散(ゴシャクサン)

蒼朮(ソウジュツ):

主成分はアトラクチロジン健胃、整腸作用がある

陳皮(チンピ):

抗痙攣作用、抗炎症・抗アレルギー作用、健胃作用、肝障害改善作用

当帰(トウキ):

セリ科トウキの根、血管拡張、鎮痙、鎮静、抗炎症作用でひえを伴う様々な症状に使用、補血作用がある。

半夏(ハンゲ):

カラスビシャクの塊根、吐き気止め、吐き気をうがなし、鎮静、眼圧降下、嘔吐、慢性気管支炎に使う

茯苓(ブクリョウ):

サルノコシカケタケ科マツホドの菌核で利尿、健胃、沈静などの作用があり動機、めまい、不眠に有効

甘草(カンゾウ):

食欲不振、下痢、筋肉痛に効果

桔梗(キキョウ):

清肺提気、去痰排膿腫れ物、のどの痛みをとる。

枳実(キジツ):

ナツミカンなどの未熟果実で消化器症状、消化器系の機能低下を改善する。

桂皮(ケイシ):

発汗作用、解熱鎮痛、血流改善作用がありのぼせを目標に使う。

厚朴(コウボク):

筋弛緩・抗痙攣作用、鎮静作用

芍薬(シャクヤク):

沈静、鎮痛、抗炎症、抗アレルギー、免疫強化、健胃作用をしめし、腹痛、下痢、頭痛を改善。補血作用あり。

生姜(ショウキョウ):

解熱・鎮痛作用、抗けいれん作用、鎮咳作用、鎮吐作用、血圧降下作用、強心作用、唾液分泌亢進作用、胃腸運動への作用、抗潰瘍作用、肝障害予防・改善作用。

川キュウ(センキュウ):

セリカセンキュウの根茎、血管拡張作用、抗炎症作用、血流増加作用、抗菌作用を持ちのぼせ、頭痛に有効。

大棗(タイソウ):

ナツメなどの果実。からだの痛み脇腹痛ひきつれに用いられる。

白シ(ビャクシ):

中枢興奮作用、脂質代謝改善作用、インターフェロン誘起作用、育毛作用


麻黄(マオウ):

喘息時の呼吸、困難むくみ、悪寒、関節痛

下半身が冷えて上半身がのぼせる人、便秘気味にはあいません。胃腸は比較的弱い人向け。頭痛も程度は軽い人に向きます。

漢方薬による頭痛治療: テキスト

桂枝人参湯(ケイシニンジントウ)

桂枝(ケイシ):

発汗作用、解熱鎮痛、血流改善作用がありのぼせをとることを目標に使う。

甘草(カンゾウ):

食欲不振、下痢、筋肉痛に効果

茯苓(ブクリョウ):

サルノコシカケタケ科マツホドの菌核で利尿、健胃、沈静などの作用があり動機、めまい、不眠に有効。

乾姜(カンキョウ):

冷え性で胃腸が弱く下痢しやすく頭が痛い人。

冷え性で顔色が悪い人の食欲不振、消化機能低下、心窩部痛、水様性の下痢、悪心、嘔吐などの胃腸症状に使用(発熱、頭痛、心悸亢進などを伴うもの)。

漢方薬による頭痛治療: テキスト

苓姜朮甘湯(リョウキョウジュツカントウ)

茯苓(ブクリョウ):

サルノコシカケタケ科マツホドの菌核で利尿、健胃、沈静などの作用があり動機、めまい、不眠に有効

乾姜(カンキョウ):

冷え性で胃腸が弱く下痢しやすく頭が痛い人。

白朮(ビャクジャツ):

主成分はアトラクチロジン健胃、整腸作用がある。

甘草(カンゾウ):

食欲不振、下痢、筋肉痛に効果


下腹部、腰部、下肢などの冷感が著しく水の中にいるような腰の冷えと痛みを自覚する場合によく適応します。この点で五積散(ゴシャクサン)の適応と似ていますが、苓姜朮甘湯には冷えのぼせや消化器症状はありません。

漢方薬による頭痛治療: テキスト

桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)

桃仁(トウニン):

駆お血作用、鎮痛、血液凝固抑制、抗炎症、抗アレルギー作用がある。月経痛、月経不順、便秘、更年期障害が度を改善。ただし妊婦には使用しない。

桂枝(ケイシ):

発汗作用、解熱鎮痛、血流改善作用がありのぼせを目標に使う。

ぼう硝(ボウショウ):

緩下作用、血液凝固抑制作用

甘草(カンゾウ):

食欲不振、下痢、筋肉痛に効果

大黄(ダイオウ):

糖を主成分とする化合物で糖の吸収を可能にする腸内細菌と相まって便通をつける働きがある。炎症、お血、高血圧、胆汁分泌作用を持つ

体力が充実した人で便秘がある場合に用いますが、頭痛やのぼせ、精神不安、月経困難などの「お血」症状がさらに激しい場合に用います。また、腹部の左腸骨に著明な抵抗圧痛があることがあります(漢方では「小腹(しょう)急結」といいます。)体力の低下した人や下痢の場合には使用しません。

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麻黄附子細辛湯(マオウブッシサイシントウ)

麻黄(マオウ)、細辛(サイシン)、附子(ブシ)。おもに老人や虚弱者の感冒に用いますが、若い人でも疲労や冷えによって体力の低下を伴うものには使用できます。

漢方薬による頭痛治療: テキスト

女神散(ニョシンサン)

香附子(コウブシ):

健胃、鎮痛作用、月経不順、頭痛神経症に効果がある。

川キュウ(センキュウ):

セリカセンキュウの根茎、血管拡張作用、抗炎症作用、血流増加作用、抗菌作用を持ちのぼせ、頭痛に有効。

蒼朮(ソウジュツ):

水分代謝の異常などに使用される。抗消化清潰瘍作用、利胆作用、腸管運動亢進、血糖降下作用

当帰(トウキ):

セリ科トウキの根、血管拡張、鎮痙、鎮静、抗炎症作用でひえを伴う様々な症状に使用、補血作用がある。

黄ゴン(オウゴン):

解熱、解毒、肝障害予防、利尿作用、下痢、嘔吐、食欲不振を改善、いらいらを改善させる。

桂枝(ケイシ):

発汗作用、解熱鎮痛、血流改善作用がありのぼせを目標に使う。

人参(ニンジン):

強精、健胃、補血作用があり食欲不振、体力低下を補う。

檳榔子(ビンロウジ):

ヤシ科ビンロウの種子、殺虫消積、利気

黄ゴン(オウゴン):

キンポウゲ科オウレンの根茎、抗菌、止血、抗炎症作用、嘔吐、下痢、吐血、血尿を改善する。

甘草(カンゾウ):

補脾益気、清熱解毒、潤肺止咳

木香(モッコウ):

飲食の不摂生による激しい嘔吐、下痢


大黄(ダイオウ):

糖を主成分とする化合物で糖の吸収を可能にする腸内細菌と相まって便通をつける

黄ゴンを含んでいるのでいらいら解消に使う生薬。気鬱、じっと我慢の人に使うと良い。性周期や更年期などに関連し、産前産後の神経症、のぼせ、めまい、頭痛、動悸、不安、不眠、精神不安、月経不順などがあるもの。症状は慢性で、多彩に出現することが多く、体質にも特徴が少なく、オ血もはっきりしない。

漢方薬による頭痛治療: テキスト

漢方薬一般論についてのお勉強

1. 血が貯まる、お血に使う生薬

下記の症状で点数をチェックしてください。下記の点数が21点以上あればお血です。

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2. 血が少なく、皮膚のかさつき、つめが弱くなるのを防ぐ薬 (血虚=ケッキョ)
下記の症状で点数をチェックしてください。以下の点数が30点以上であれば血虚です。

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3. 水毒(スイドク)に使われる生薬


めまい、頭痛、中耳炎、冷え、排尿障害、むくみ、関節水腫、下痢、腹部振水音、下痢気味、歯根舌、汗かき、水太り、二日酔い

下記の症状で点数をチェックしてください。以下が13点以上は水毒です

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4. 気虚(キキョ)に使われる生薬


気虚の症状、意欲の低下、日中の眠気、舌は淡紅色で腫大している。目に力がない。下痢気味である。消化吸収機能の低下、声が小さい

下記の症状で点数をチェックしてください。以下の点数の合計が30点以上あれば気虚です。

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5. 気鬱(キウツ)に使われる生薬

下記の症状で点数をチェックしてください。以下の点数の合計が30点以上あれば気鬱です。

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6. 気逆(キギャク)に使われる生薬


頭痛、焦燥感、冷えのぼせ、驚きやすい、嘔吐、動悸発作、臍周囲の動悸、手足の発汗異常、腹痛発作

下記の症状で点数をチェックしてください。以下の点数の合計が30点以上は気逆です。

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